満天の星空の下で






7月7日。今日は七夕。

以前から一緒に行こうと約束していた梅の里へ二人でやって来た。
お互いの思いが通じ合い、付き合いだして一年と少し。
ようやく約束を果たすことができた彼は満足そうだ。

私の彼は大都芸能の社長、速水真澄。
仕事の為なら何でもする冷血漢で有名な彼が、私との約束を守るべく山のような
仕事を片付け2日間の休日を確保したのだ。
「よくあの水城さんが許してくれたね」と言うと
「俺の会社だからいいんだ」なんて笑顔で言ってくれる。
本当は、とても大変だったに違いないのに・・・。
優しく微笑んでくれる彼を見ると何も言えなくなってしまう。

二人の約束。
それは『もう一度、梅の里の星空を一緒にみよう』だった。


ほんのひと時でも二人で過ごしたい私達は、半年前から速水さんのマンションで
同棲している。
お互い忙しく時間を確保するのが大変で「一緒に住んでいれば毎日でも顔が見れ
るだろ」とあっさりと引越しさせられた。

速水さんと生活してみてわかったことは、本当に何でも出来る人なんだなという
こと。
炊事、洗濯、掃除、どれをとっても勝てるものはない。
私がどんなに頑張ってもできないことを、彼はいとも簡単にやってのけてしまう。
私の不器用さを気にすることもなく、どんなに仕事が忙しくて遅く帰ってきても彼は
手伝ってくれるのだ。
こんな時、私が落ち込んでいると、
「俺は君に家政婦をしてもらおうとは思ってないよ。ただ君と離れるのが嫌で、少し
でも二人の時間を大切にしたくて一緒に住んでいるんだから」
そう言って、背後から包むように抱きしめてくれる。
耳元で「愛してるよ」と低く甘い声で囁く彼。
あの人の言葉や大きな温かい胸に包まれると私は溶けてしまう。
そのまま私達は、夜の闇の中で熱く甘く蕩けながら愛を確かめ合うのだった。


今日の日を待ち望んでいた私は、早い時間に目が覚めた。
梅雨時期の7月7日は晴れる日が少ないと天気予報で言ってたけど、今日は梅雨
の晴れ間らしく外は少しずつ明るくなっている。
この天気だと速水さんの大好きな星空が見れるわ。
嬉しくなった私は、早く起きて出かける準備をすることにした。
彼がこの休日を確保する為に無理をしていたのはよくわかっている。
昨日も帰りが遅かったので、少しでもゆっくりと寝させてあげようと起こさないように
こっそりベッドから抜け出して二人分の荷造りをしたのだ。
目覚めた彼は私の用意周到さに、さすがに驚いた。

道中は時間がかかるので朝早く家を出た私達は、新幹線の始発に乗り込み、お昼
には梅の里に到着した。
源造さんに挨拶をしてから、月影先生の墓標の前で手を合わせる。
先生は私が紅天女の後継者になるのを見届けてから、梅の里でひっそりと暮らし
眠るように亡くなられた。
ここに来るのは、先生のお葬式以来だ。
「先生。今日は二人で会いに来ました」
先生に声をかけた私は、来る途中で買った花を供えて再び手を合わせる。
(私、速水さんと一緒に紅天女を守っていきます。見守っていてくださいね)
彼も私の横でそっと手を合わせる。
(月影先生。ご無沙汰しています。僕が一生をかけて彼女と紅天女を必ず守り
ます)
長い間、手を合わせていた速水さんは月影先生に誓いを立てているようだった。

それから私達は、夕方まで梅の谷を散策してのんびりと過ごす。
夜御飯は源造さんの手料理をご馳走になり、私達と賑やかなひと時を過ごした
彼はとても喜んだ。
お茶を飲んで一息ついた私達は、二人で星空を見たあの場所へ出かけることに
した。

夜になり足元が危ないので、速水さんがゆっくりと手を差し出した。
私が自分の手をそっと重ねると、彼は微笑んで優しく握り締める。
その手の温かさを感じながら、かつて触れた手のぬくもりを思い出す。
激しい雨の中、凍える体を温めてくれた社務所での一夜・・あの時、初めて気が
付いたんだわ。彼がどんな時でも私に手を差し伸べてくれていたことを。
ずっと私を見守っていてくれた紫の薔薇の人、速水さん。
彼の願いは叶ったのかな?
確か、流れ星を見た時に「俺の願いはきっと一生叶わない」って言ってたけど・・・。
付き合いだしてから、彼の願いが何だったのか聞いたことなんてなかったなあ。
そんなことを考えながら歩いていたら、いつの間にかあの場所までやってきていた。

「さあ、君の特等席だぞ」と軽口を叩いた速水さんは、私を促すと
「チビちゃん、どうぞ」と先に座らせてくれる。
いつまでたっても彼の中で、私はチビちゃんなのかなあと拗ねて下を向いていると
「マヤ。下を向いていたら、せっかくの星が見えないぞ」
と私の顎に手をかける。
そして上を向かせるとすばやく唇にキスを落とした。
そっと触れるだけのキス。
あまりの速さに驚いて、声が出ない。
そんな私を放っておいて、あの日と同じように彼は寝転んだ。
私も隣にゆっくりと寄り添うようにして寝転ぶ。
すると彼の手がふわっと私の手を包みこんだ。

「チビちゃん、覚えているか? あの日。偶然、俺たちはここで会った」
「あたしが星を眺めていたら、速水さんが後からやって来たのよね」
「そうだ。オヤジがなかなか見つからなくて・・・ふと星が見たくなって来てみたら
君がいたんだ。正直、びっくりしたよ。まさか、会えるとは思っていなかったからね」
「あたしもびっくりしたわ。あの時はあなたが紫の薔薇の人だって知ってしまったば
かりで・・・。自分の気持ちが解らなくなっていたの」
「あの日の俺は、再び君と並んで星を見ることなど、もう出来ないだろうと思って
いたんだ」

彼はゆっくりと穏やかな眼差しで、私を見つめると問いかける。
「チビちゃん。七夕の伝説を知っているか?」
「それくらい知ってますよ。織姫と彦星のお話でしょ」
「そうだ。じゃあ、聞くが。どうして二人は年に一回しか会えないんだ?」
「えっと、それは・・・天の川を挟んで二人が離れ離れに暮らしていて、その日だけ
会うことが出来るんじゃなかったかなぁ」
「簡単にはそうだが、詳しいことは知らないようだな」
「うーん。じゃあ、速水さんが教えてください!」
私があっさりと降参したので、彼は気をよくしたようだ。
「いいだろう」

そう言うと速水さんは、無数に輝く星空を見ながら話を始める。
「天の川のほとりに、天帝の娘、織姫という美しい天女が住んでいました。
織姫は父天の帝の言いつけを守り、毎日、機織に精を出していました。
年頃の娘にも関わらず、化粧や恋をする暇もない毎日を過ごしていたのです」

彼は私を見ると「こんな所はチビちゃんと同じだろ」と悪戯っぽく頭を撫でる。
子ども扱いする速水さんに「もう〜」と口を尖らせて、私は知らん振りをする。
そんな私を見て彼は微笑んだ。

「娘を不憫に思った帝は、天の川の西に住んでいる働き者の彦星という牛使いの
青年と結婚させることにしました。
こうして、織姫と彦星は新しい生活を始めました。
しかし、結婚してからの二人は幸せな暮らしに夢中になり、朝から晩まで天の川の
ほとりでおしゃべりばかりして、仕事をすることを止めてしまいました」

「速水さんなら、結婚してもぜったいに仕事止めないよね〜。仕事虫だから〜」
私が先程の仕返しとばかりにすばやく彼に言い返した。
彼は痛い所をつかれて苦虫を潰したような顔になる。
それを横目で見ていた私は、クスクスと笑う。
いつも言われてばかりじゃ、癪だもんね。
当たっているだけに言い返せない彼は、ムッとしたまま仕方なく話を続ける。

「いつまでも仕事をしない二人に腹を立てた帝が、二人のところへ出向くと言いま
した。
『織姫よ。機を織ることが天職であることを忘れたか。彦星よ。お前が世話をしてい
た牛たちもやせ細り次々と倒れているではないか。このまま、お前たちを放っておく
訳にはいかない。
再び、天の川の岸辺に戻って機織に精を出しなさい。彦星も牛の世話をしっかりと
しなさい。
二人とも心を入れ替えて一生懸命に仕事をするなら一年に一度、7月7日の夜に
会うことを許してやろう』
織姫は彦星と離れて暮らすのがとても辛くて涙に暮れる日々でしたが、自分の
行いを反省し、年に一度の彦星との再会を励みに以前のように機織に精を出しまし
た。彦星も思いは同じで仕事に励みながら7月7日を待ちました。
ところが2人が待ち焦がれた7月7日に雨が降ると、天の川の水かさが増して織姫
は向こう岸に渡ることが出来ません。
二人は川の東と西の岸辺に佇んでお互い切ない思いを交わしながら、川面を眺め
て涙を流すのでした。
だいたいこんな話だ」

話を終えた速水さんが私を見る。
すっと彼の手が私の目元に伸びてきて優しく涙を拭ってくれた。
話を聞いているうちに、いつの間にか涙を浮かべていたんだわ。
二人の切ない話を聞き悲しくなったので、彼を見つめて問いかける。
「今日はいいお天気だったから・・・二人ともきっと会ってるよね?」
「そうだな。一緒にいるんじゃないか。俺たちみたいに」
「うん。そうだね」
彼の言葉に安心した私は、再び輝く星を眺めた。

すると速水さんが、あの日の星の話を覚えているか聞いてきた。
「チビちゃん。織姫の星はこと座のベガだ。前に俺と見ただろう。どれかわかる
か?」
「うん。速水さんが丁寧に教えてくれたから覚えてますよ。あれでしょ」と指を指す。
「正解。じゃあ、彦星はわし座のアルタイルだ。どれだ?」
「えっと、はくちょう座のデネブを探して、夏の大三角形になるんだから・・・あの星よ」
私は自分の力で星を見つけることが出来て気分がいい。
「よくわかったな」
そう言うと彼は、また私の頭を撫でる。
「もう〜。すぐに子ども扱いするぅ。速水さんの大好きな星のことだもん。教えて
もらって忘れることはないわ」
私の言葉に彼は穏やかに微笑んだ。
きっと嬉しいんだろうな。
あなたの笑顔を見ればわかる。
彼には無理してもらったけど、本当に二人で来てよかった。

私が微笑みを返すとあの人は少し照れたようで、ごまかすように話し始めた。
「チビちゃん。今日は織姫と彦星が一年に一度会うことが許される日だ。
だからどうしても星が綺麗に見えるこの場所に君と来たかったんだ」
「どうしてなの?」
「織姫と彦星って、梅の谷での俺たちと同じだと思わないか?」
「えっ?」
「月影先生の紅天女を観た後に、俺たちは会っただろう。あの時、幻を見たんだ。
マヤが阿古夜の台詞を言って差し出した手に、俺の手が自然に動いて。
すぐに君の方に俺の魂が向かっていったんだ。
そして君の魂も俺の方に・・・。
その時、初めて二人の魂は結ばれた。
一瞬だったが、とても幸せだったよ。君の温もりを感じることが出来て。
魂が離れてから川を挟んで、俺たちはお互いに切ない思いを抱えていたんだ。
織姫と彦星のように。・・・・・紫織さんが来なければ、俺は間違いなくあの川を
渡っていたよ」
「私も、渡りたかった。でも勇気がなくて・・・」
その時の辛く苦しい想いを振返り俯く。
「今だから言うが・・・。俺は、あれから大変だったんだぞ。君の幻が頭から離れなく
て、上の空だった。食欲はない、お茶はひっくり返す、電話は逆さまに持つ、親父の
薬は飲むで、鬼の霍乱なんて言われてたんだ」
今まで彼の失敗話を聞いたことがない私は、信じられなくて大笑いしてしまう。
「あははは。おっかしい。速水さんでもそんなことするんだね」
「何を言ってるんだ。君だけだぞ。俺をそんな風にさせるのは」
「ええー。私のせいなの?」
「そうだ。君のせいだ。俺はあの幻を信じることが出来ずに紫織さんと婚約してし
まった・・・。
あの川を渡らなかったばかりに随分遠回りをしてしまったんだ。あの時、渡ることが
出来れば、俺も君もあんなに苦しむことはなかったのにな。
時間はかかったが、やっと君を手にいれることが出来た」

彼は繋いでいた手を離すと私の肩に手をかけてゆっくりと引き寄せた。
「俺たちは織姫と彦星のように責任ある仕事を持っている。彼らと違う所は、二人が
一緒になっても、仕事をしないなんてことはありえないし、どんなことがあってもやり
遂げるだろう。
だから一年に一回、七夕の日にしか会えない彼らとは違う。あの二人のように引き
離されることはない。」
「うん、そうだね」
私は彼の胸に頭をもたれさせて、この存在を確かめるように心臓の音を聞く。
二人でいる間に覚えた、どくどくという彼の鼓動は私に安らぎを与えていた。







穏やかな空気に包まれて私は、先程考えていた彼の願いについて聞いてみる。
「そういえば、速水さん。あの日、俺の願い事はきっと一生叶わないって言ってたけ
ど、今でも叶わないことなの?」
「ああ、そんなこと言ったなあ。あの時は叶わないって諦めてたから願いをかけなか
ったんだが・・・」
「私は、速水さんが東京に帰ってから、流れ星にお願いしたのよ。あなたの願いが
叶いますようにって」
彼は私の言葉に驚きを隠せないようだ。
「そ、そうなのか。じゃあ、俺の願いを叶えてくれたのは間違いなく君だ」
「どうして?」
私は訳がわからないので、キョトンとした顔で彼を見つめる。
すると彼の瞳は、いつの間にか熱を帯びていて私を射抜くように見つめていた。
「俺の願いは君と想いが通じ合って、俺だけのものにすることだったんだよ」
「えっ。速水さんのお願いって私とのことだったの?」
「ああ。他の何も望まない。君だけが欲しかった」
彼の想いの深さを聞き、私の頬が自然に火照ってくる。
「はやみさん・・・」
「今度、流れ星を見たら、しっかりお願いするよ」
「どんな願い事?」
「マヤと永遠に一緒にいられますようにってね」
そういうと飛び切りの笑顔を私に向ける。
「は、はやみさん」
私だけにくれる彼の笑顔に照れてしまい、真っ赤になったのを見せるのが恥ずかし
くて手で顔を覆う。

「マヤは可愛いなあ」
そう言うと速水さんは、私の手を掴んで起き上がらせてくれた。
彼はズボンのポケットに手を突っ込むと忍ばせていたものを取り出す。
そして、私の左手を持つと薬指にするりと指輪をはめた。
「マヤ、俺と結婚して欲しい」
彼は真剣な表情で私の瞳を見つめている。
突然のプロポーズに驚いて声がでない。
「マヤ。この梅の谷で、二人の思い出の場所でプロポーズしたかったんだ。
本物の星空の下で君への愛を誓いたい」
「・・・は、はやみさん。本当に・・・私でいいの?」
私はいつの間にか体が震えるていることに気付く。
目には涙が溜まり彼の姿がぼやけて見える。
「君じゃなきゃ、俺は生きていけないよ」
「私も・・・速水さんがいないと生きていけない」
私の頬を一筋の雫がこぼれる。
私の言葉を聞いて満足した彼は、頬に伝った涙を拭ってくれると悪戯っぽく催促
してきた。
「マヤ。返事は?」
「はい。よろしくお願いします」
彼は嬉しそうに私を見つめると、頬に両手を添えてゆっくりと唇を重ねる。
速水さんの想いを込めた甘い濃厚なキスは、満天の星空の下でいつまでも続いて
いくのだった。



<Fin>





瑠衣様コメント

私の拙い作品を最後までお読みくださった皆様、ありがとうございました。
この作品を書こうと思いついたのが6月の末ごろで、くるみんさんのサイトが10万
hitに近づいた頃でした。
七夕と梅の谷の出来事を絡めた話をと思い書いたものです。
思いついた日が遅かったのと、七夕にはアップできたらという思いもあってかなり
大変でした。
このお話を書いている途中にキリ番争奪戦があったわけですが、2番違いという
残念な結果になってしまいました。
駄目もとで、くるみんさんに「イラスト描いて欲しいなあ」とお願いしたところ、快く
引き受けてくださりました。
とりあえずイラストを描いてもらう為に未完成の文章を送ったら、すぐにイラストを
送りかえしてくださるという仕事の早さでした。
素敵なイラストに私の文章が合っているかどうかはわかりませんが、私なりに一生
懸命書いた文章なのでこれで許していただけたらと思います。


くるみんさん、改めまして10万hitおめでとうございます。
そして、未熟な私に親切丁寧にアドバイスをしてくださる、くるみんさん大好き
です♪ いつもありがとうございます。
こうやって私の拙い作品が、くるみんさんのひろーい心のおかげで陽の目を見て
おります。
そして、少しずつ溜まっていくのね・・・。ゴメンナサイ。
日頃の感謝と10万hitのお祝いを兼ねてくるみんさんに捧げます。
次回キリ番ができたら密かに狙って、いろいろお願いしてみたいです。
楽しみだなあ。こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。



管理人コメント

瑠衣さん、まずはお疲れ様でした。
七夕に合わせての更新を目指したので大変でしたねv
10万hitに達したのが7月1日で具体的なお話を頂いたのはそれ以降でしたから、
それから後はバタバターッと日が過ぎていった様な気がします。
私もこういう時事ネタは大好きなので、忙しいながらも楽しかったですけど♪
ちなみにキリ番はどうやら申告者なしのようです。得てしてそういうものですよね。
次回は前後賞有りにするつもりです。

送るのが早いと言って頂けた絵ですが、最初にお送りしたものはボツにしちゃっ
たんですよね。マヤの涙を速水さんが拭うというものでしたが、やはり星空を見る
二人の方がイメージ的に強かったので。
この絵は夜の表現が難しくて色塗りに四苦八苦しました。もっとも着色が苦手な
私はいつも色で時間を食うんですけど(;^_^A
瑠衣さんのお話のイメージが少しでも表せていれば良いなと思います。


さてさて今回は七夕にマヤちゃんが速水さんと梅の谷へ星空を見に行くという
ストーリー。
この設定だけでもう、ほのぼのしてしまいますvv
二人とも本当にラブラブでこちらがアテられてしまいそう。
織姫と彦星の物語に涙を零してしまうピュアなマヤちゃんに対して、隣にいる速水
さんがやたらギラギラしているような気がするのは私の気のせいでしょう、きっと。

七夕の伝説に自分達の関係を絡めて語り、そして星空の下でプロポーズ・・
ロマンティックですよねぇvv
一生忘れられない思い出になりそうです。
原作が相変わらずブリザードな中、甘ぁい恋物語を拝見すると心が潤います。


瑠衣さん、いつも暖かいご配慮をありがとうございます。
10万hitのお祝いの品、しかと受け取りました!
これからもよろしくお願いします(≧▽≦)